郷土芸能公演
プログラム名 | 郷土芸能公演 |
日 程 | 2024年12月1日(日) |
開 場 | 13時 |
開 演 | 14時 |
会 場 | 沖縄市民会館 大ホール |
出演団体
沖縄市芸能団体協議会
沖縄市芸能団体協議会は、琉球伝統芸能の継承と発展を目的に昭和57年に発足し、今年で41年目を迎えます、我々組織構成は、琉球古典音楽野村流音楽協会コザ支部、琉球筝曲興陽会コザ支部、沖縄市太鼓協会、沖縄市琉球舞踊協会の4団体構成です。令和5年度の琉球古典芸能コンクール、加盟4団体の入賞者47名と過年度入賞者を対象とした第38回入賞者激励芸能公演も11月16日に終えたところです。又、沖縄市の目指す国際文化観光都市において、活動法人まちづくりNPOコザ町社中を中心に我々、沖縄市芸能団協議会、加盟4団体による琉球伝統文化、琉球古典音楽、琉球舞踊を、県内、県外、海外に向け、沖縄市から発信して行きたいと思います。私たちはこの機会に芸能四団体が一丸となり沖縄市より琉球伝統芸能の継承・発展をこの沖縄市国際文化観光都市から芸能を通じて、沖縄市の魅力を発信して行きます。
泡瀬京太郎保存会
泡瀬の京太郎(チョンダラー)は、昭和53年に沖縄市の無形民俗文化財指定、昭和55年に沖縄県から、また平成17年には文化庁からの「国選択」を受けました。京太郎(チョンダラー)とは、室町時代の首都であった「京都から来た太郎(男)」の意味で、歌詞や踊りの所作などが内地風で、馬舞のセリフはオキナワ口で唱えられていますが、口頭による伝承芸能のせいか、いくらか意味不明個所が多々あります。見所としては、入羽(ンジファ、舞台入場)の隊形づくり、踊り手の所作、そして馬舞(ウマメー)の掛け合い万歳など多数ございます。
胡屋仲宗根郷友会
胡屋・仲宗根の獅子舞は、160有余年の歴史を有するといわれ、悪霊を祓い、みるく世果報(ゆがふ)を招き、五穀豊穣を祈願する民俗芸能として、旧7月のお盆行事と8月十五夜に催されてきた。戦後、昭和53年旧7月17日に復活し、現在に至っている。いわゆる、獅子加奈志(ししがなし)は、部落共同体の繁栄をもたらすとの信仰から守護神獅子として崇められている。このような背景から、獅子舞は、胡屋・仲宗根部落共同体の民俗伝統行事として位置づけられ、集落をでることなく、他の行事には参加していない。昨今、胡屋・仲宗根の獅子舞を地域内外にも発信したいとの若者達の機運が高まり、各種イベントにも参加可能な遊び獅子を制作したところである。これにより、地域の民俗伝統行事を地域の文化として位置づけ、積極的な地域発信が可能になると思われる。併せて、獅子舞保存のための後継者育成にも繋がるものと期待がもたれ、2014年から活動を開始!
首里クェーナ保存会
首里クェーナ保存会は平成元年11月3日首里城正殿復元の起工式奉祝の為に結成されました。 平成6年度には「首里クェーナ」が那覇市の無形文化財に指定され首里の女性達が守り伝えたクェーナの保存継承に務めております。
志多伯伝統文化保存会
『水汲まー小・汗水節』(読み:みじくまーぐゎー)(あしみじぶし)
水汲まー小は、屋嘉比清作詞作曲、海勢頭あける振付けで平成9年から志多伯伝統舞踊として継承されています。
朝一番、村々にある湧き水から水汲みをする女性たちの様子を描いた踊りです。
水汲みは、過酷な作業だったと聞きます。水道が発達した現代でも舞台をとおして水のありがたみを感じつつ清々しく踊ります。
汗水節は仲本稔作詞、宮良長包作曲、海勢頭あける作舞で、同じく平成9年から志多伯伝統舞踊として踊られています。
水汲まー小に続く汗水節では、男性陣が力強さ溢れ農漁業など作業の様子を演舞します。さらに今年から新たに取り入れた『防災救助』の所作では、六尺棒で担架救助、バケツリレーによる消火活動など現代の生活に活かせる動作を取り入れました。
水汲まー小と汗水節、志多伯地域の担い手たちが舞台で若者による共同体を表現します。
沢岻アマウェーダ同好会
沢岻アマウェーダ同好会は2014年に沢岻自治会傘下に十数名の有志で結成されました。農耕儀礼として長く伝承されていた「古謡沢岻アマウェーダ」は、当時途絶えて既に70数年経過しており、歌える人も皆無の状態からのスタートであたったが、会員の情熱により舞台芸能として再現されました。現在は沢岻自治会の敬老会や他団体の出演依頼に答えながら活動しています。
知名青年会
私達知名青年会は、南城市知念字知名区出身の青年達で結成された会です。今回踊る『胡蝶の舞』は、コサックダンス風な踊りで、体力のある青年8人によって演じられる踊りです。精一杯踊りますので拍手のほうお願いいたします。
新作舞踊劇「越来真鶴姫」
琉球舞踊や組踊、演劇や合唱等、それぞれが分野の違う表現活動を学んでいる中高生を中心とした有志の会です。メンバーは、県内各地で演劇やミュージカル、琉球舞踊、組踊、琉球オペラ等に出演経験があり、表現力を磨くため切磋琢磨し精力的に活動しています。本公演では、琉球古典音楽の先生方のご協力を頂き、初めての舞踊劇「越来真鶴姫」に挑戦します。新作舞踊劇「越来真鶴姫」 作・喜屋武愛香
沖芸大琉球芸能専攻OB会が新作組踊として2016年に発表しました。作者の出身地である沖縄市に所縁のある作品を求めたところ、琉球王国時代、沖縄市越来に実在した「越来グスク」に着想を得て創作された物語です。初上演から3回の上演を経て4回目にあたる今回の企画では、より親しみやすい舞踊劇バージョンに仕立て、主演キャストに県内の中高生が初挑戦します。
琉球舞踊真境名本流 幸愛の会
琉球舞踊の継承を目的に後進育成、技芸の鍛錬に励んでいます。本日は新作舞踊劇「越来真鶴姫」の挿入舞踊を担当します。
司会
- 又吉恭平
- 城間やよい